ダイ・ハード4.0
DIE HARD 4.0

「NYPD(ニューヨーク市警察)総合テロ対策班」に身を置くジョン・マクレーン警部補(ブルース・ウィリス)は数々のテロ事件を解決してきた英雄である。しかし長年連れ添った妻・ホリーと離婚した今、愛する子供たちとも離れた孤独な毎日を送っていた。
ある夜、マクレーンは美しい女子大生に成長した愛娘ルーシー(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)と久々に対話しようと試み、管轄外のニュージャージー州まで押しかけた。しかし娘がボーイフレンドと一緒の所を目撃してプッツン! またしてもルーシーとの空気は険悪なものに。
一方その頃、ワシントンDCのFBI本部は全米の交通、通信、水道、原子力などのあらゆるインフラを監視する最重要コンピューターシステムを何者かがハッキングした事実を突き止めた。事態を重く見たサイバー本部指揮官のボウマン部長(クリフ・カーティス)は、コンピューター犯罪のブラックリストに載る有名ハッカー1,000人の一斉検挙を命じる。そのうちの1人、マット(ジャスティ
ン・ロング)がたまたまニュージャージー在住だったので、偶然近くにいたマクレーンにも命令が下る。
渋々マットの部屋を訪ねたマクレーン。すると突然、武装集団に銃撃を受ける! さらに仕掛けられた爆弾により、マットの部屋は跡形もなく吹き飛んだ。マットが最初から暗殺のターゲットになっていた事を知る2人。
マクレーンとマットが命からがらDCに到着すると、異様な交通渋滞が。さらにインターネットを通じた違法放送をFBI本部で観たマットは、“これはファイヤーセール(投売り)だ!”とボウマン部長に指摘するのだった。ファイヤーセールとは「国家の機能を麻痺させる程の組織的なサイバー攻撃」を意味するスラングなのだ。また、マットと同様の腕利きハッカーたちがこの数時間のうちに次々と殺されていた。彼らは謎の男ガブリエル(ティモシー・オリファント)とその恋人マイ(マギー・Q)が率いるサイバーテロ集団の計画に、それとは知らず加担させられていたのだ。いまや全員が“オフライン(抹殺)”され、生き残りはマットだけだった。
いまやアメリカという国家そのものがガブリエル一味に掌握されつつあった。パニックに陥り、なす術がないFBI。そして政府。大混乱のFBI本部を出たマクレーンとマットに襲い掛かるガブリエル一味。ワシントンDCの全交通網を手中にし、殺し屋を満載した武装ヘリまでも差し向けられた絶体絶命の2人!
しかしその時、遂にマクレーンのどこかで「スイッチ」が入った。
この男、再起動!
全米史上最悪のサイバーテロリスト。しかし彼らはジョン・マクレーンが過去、3度にまで及ぶ壮絶な戦いを生き残ってきた伝説の刑事、“ダイ・ハード・マン”である事をまだ知らない……。
ジャンル:アクション
製作国:アメリカ
公開日:公開中
配給元:20世紀フォックス映画
CAST
●ブルース・ウィリス
●ジャスティン・ロング
●マギー・Q
●ティモシー・オリファント
●クリフ・カーティス
●メアリー・エリザベス・ウィンステッド
●ケヴィン・スミス
STAFF
● 監督:レン・ワイズマン
©2007 TWENTIETH CENTURY FOX
※2007年7月付けの情報です。